耳が痛い いじめ について



不登校の原因

文部科学省が行っている「不登校に関する実態調査」によれば、不登校生が学校を休みはじめたきっかけは下記の順に多くなっています。
1.友人
2.先生
3.勉強
4.部活の友人
5.きまり

また、「不登校の継続理由」は下記の順に多くなっています。
1.友人
2.先生
3.非行
4.無気力
5.悪意なし

この結果を見て、どのように思われたでしょうか。
「思っていたのと違う」という方もいらっしゃるかもしれません。
実はこのデータは政府が学校を対象に行った調査結果ですので、生徒の実態を反映しているかどうかは疑問が残ります。
学校は積極的に「いじめ」や「先生との相性」といった問題を公にはしないものですので、どうしても曖昧な「友人」「無気力」といった選択肢に収束してしまっている可能性があります。

実際に不登校生本人に対しては、回答率が低いことからあまり大規模な調査は行われておらず、結論としては実態が見えてこないという形になっています。



急増する「中1ギャップ」

不登校が急増するタイミングは、間違いなく中学1年生です。

小学校と中学校は環境が大きく違い、勉強も急に難しくなり教科も増え、友人関係も変化し、男女の関わり方も大きく変わります。
つい1週間前までは「上級生」として下級生から慕われていたのに、中学に入れば最下級生となってしまいます。
部活動も小学校のクラブ活動に比べると上下関係が厳しくなりがちです。
そもそも12-13歳と言えば、男女ともに心も身体も変化する思春期にありますので、周りからの目や人間関係には敏感になります。
そうしたものが複合して、学校での生活に苦痛を感じるようになってくるのが不登校の要因になると言われています。

入学直後から馴染めずに通学を苦痛に感じる生徒もいますが、それをゴールデンウィーク明けや夏休み明けに感じる生徒もいれば、中1の終わり近くになって感じる生徒もいます。
つまり、中1ギャップは中学1年生の1年間を通じて起こるものなのです。