恐怖?の役員決め


恐怖の役員決めはどう行われるか

昨年11月に、新4年生の子どもを持つ地域の保護者が公民館に集められました。
目的はただひとつ、「次年度のPTA支部役員決め」です。

子どもが小学校に入学する前から、地域のお母さんの間ではこの「役員決め」の話題で持ちきりでした。
「支部長になったら地獄」
「後援会は比較的楽だけど倍率が高い」
「仕事は免除の理由にならない」
「シングルマザーの〇〇さんも支部長をやらされた」
「どんな理由でも役割を逃れることはできない」
そんな話を聞いていた私は、本当に暗い気持ちでこの日を迎えました。

最も大変で、誰もがやりたくないのは「支部長」です。
でも、もちろん最も重要な役割でもあります。
そこで私の地域では、まずは立候補を募って、立候補がいなければみんなでくじ引き、という流れで決めるようになっていました。
当然立候補では手が挙がらず、くじ引きです。
ただし、支部長という役割は学校側やPTA本部、町内会等多くの関係者とやりとりをすることになりますので、物理的に担えない人も出てきます。
そこで、「くじ引きの免除を承認してもらうスピーチ」というのがくじ引きタイムの前に用意されていました。

噂どおり、仕事は言い訳になりません。
シングルマザーやシングルファーザーも言い訳にはなりませんので、スピーチの機会は与えられません。
私の参加した会では、「認知症の義母の介護」「未就学児が重度の障害持ち」「保護者本人が障害持ち」「外国人のため日本語が不自由」「年度内に離婚の予定」という5名の方が免除の承認を受けていました。
この時点で、私の暗い気持ちはもっともっと暗くなりました。
どれも非常にプライベートなことで、進んで人前で話したい内容ではないと思います。
それなのに、くじ引きを免除してもらうためにはこれらの理由を数十人のご近所さんの前で赤裸々に告白し、認めてもらわないといけないのです。

結局のところ、くじ引きで「アタリ」を引いてしまった方が比較的快く支部長を引き受けてくださり、無事に(?)他の役員決めも終了しました。
私自身も、支部長ではないものの、割と重い役割を担うことになりました。

PTAは本当に必要か?